株式会社レジデンシャル不動産

Vol.26 困窮と虐待の軽減を目指す取り組みとして

子ども宅食を始めたきっかけを教えてください。
観光地として人気の京都府ですが、その華やかなイメージとは裏腹に、実際には生活が苦しいご家庭も非常に多く存在したり、そうした背景から虐待の問題が見えることもあります。
そうした状況の中、家庭を支えることで困窮と虐待の軽減を目指す取り組みとして、「こども宅食」は非常に有効的であると考えスタートしました。
子ども宅食を運営していて楽しいことは何ですか。
利用世帯の皆さまから届く「ありがとう」や「子どもが大喜びです」とお声が届くたびに、届けることが出来てよかったと実感します。
‟食″で生活を支えることはもちろんですが、それ以上に「精神的にとても楽になりました。」「家族の笑顔につながっています。」といった感謝のお言葉を多くいただいております。
宅食は、匿名性を大切にしたアウトリーチ型の支援ですので、宅食ならではの率直なお声であり、本当に必要な支援であると感じます。
子ども宅食を運営していて大変なことは何ですか。
継続して寄付金、寄贈品などの支援をいただくことです。
また、宅食は梱包が発生するので、広い作業スペースの確保も必要となります。
まずは、「このような子育て支援の取り組みがある」ということを知っていただき、まだ知らない人へ伝えていただけると嬉しく思います。
支援の輪がさらに広がっていくことを願いながら、私たちはこれからも活動を続けてまいります。

●きょうはぐふぁんどの寄付受納式の記事はこちら ⇒ 京都市にて寄付受納式が開催されました

当社従業員コメント

今回は、いつものような子ども食堂訪問とは違い、子どもがいるご家庭へ食材をお届けするための「梱包作業」と「物品搬入」がメインの作業となりました。
京都市区内の6区を対象に、各区年6回、年間計36回の配布を行っており、毎回この作業を2名体制で行っているようでとても大変な作業だと感じました。
今回の作業を通して、作業自体とっても大変でしたが、食品が届いた子供たちが笑顔になってくれると思うと、やりがいを感じる貴重な時間となりました。

🌸きょうはぐふぁんどの寄付受納式の記事はこちら ⇒ 京都市にて寄付受納式が開催されました