株式会社レジデンシャル不動産

Vo.32 子どもたちの安心できる場所であるために

子ども食堂を始めたきっかけを教えてください
母体となる法人は、児童養護施設や乳児院などを運営しております。
その中で培ってきた支援のノウハウを、地域での子育て支援にも生かしていきたいという思いから、令和5年からスタートしました。
施設には、ケアワーカーをはじめとした専門職も多く、日々の関わりの中で「この子、少し気になるな」といったところも気付ける体制が整っています。
安心できる場所があることが、生きていく力になればいいという想いで運営を続けています。
子ども食堂を運営していて楽しいことは何ですか
2年程続けてきて、ようやく子どもたちや親御さんとの関係ができてきたことです。
お互いに顔を覚えて名前で呼んでくれたり、子どもたちや家庭や学校の悩みを話してくれるようになったので続けていくことで、関係ができたことを実感しています。
子ども食堂を運営していて大変なことは何ですか
規模が大きく、30分で500人ぐらが一気に来られることもあり、ごはんを食べてもらうことで精いっぱいなことです。
本当は小さいお子さんを連れたお母さんに『抱っこしているから、ゆっくり食べて』と伝えたいけどできないこともあります。大変なお母さんたちをもっと支えたいと思っています。

当社従業員コメント

今回訪問させていただいた子ども食堂は、団地の集会場を活用した大規模な取り組みで、1日あたり約130名もの子どもたちやご家族が利用しており、週1回のペースで継続的に運営されており、その規模の大きさや、活動の幅広さには大変驚きがありました。
スタッフの方々からは、地域の子どもたちやお母さんたちの居場所を作りたいという熱い思いも伺うことができ、寄付や支援が地域の力になっているこを改めて実感しました。
今度も訪問の機会があれば積極的に参加し、地域貢献への活動を続けていきたいと思います。