株式会社レジデンシャル不動産

Vo.34 子ども食堂の動きが活発になってきていることを知り

子ども食堂を始めたきっかけを教えてください。
元々地域の高齢者のための配食サービスを運営していたが、テレビなどで子ども食堂の動きが活発になってきていることを知り、
毎週土曜日のみ子ども食堂を開くことを決めました。
配食サービスは、高齢者の自宅へデリバリー、またはテイクアウトでの運営になるが、子ども食堂の定義には当てはまらなかったため、
建物内でも飲食できるようにしたところ、子ども達が集まってくれるようになりました。
現在は、配食と食堂それぞれのメリットを生かして、子ども達がおつかいにきてテイクアウトもできる形になっています。
テイクアウトの基盤があったおかげでコロナ禍で外食が難しかった時期も、子供たちとコミュニケーションを続けることができていたため、きよぴー食堂で子ども食堂を始めてよかったなと思っています。
子ども食堂を運営していて楽しいことは何ですか
様々な事情で学校へ通えていない子どもの中にも、子ども食堂には来ることができて、さらに掃除や配膳のお手伝いをしてくれる子どもがいたりするため、そういった子供たちの居場所を作れていることに喜びを感じます。
また、食堂の手伝い等を通じて食の世界に興味を持ち、料理を学べる学校への進学を決めた子どももいて、そのようなきっかけを作れた時にやっていてよかったなと感じます。
子ども食堂を運営していて大変なことは何ですか。
きよぴー食堂は、他の子ども食堂で見られるような、持ち家などの一部を開放しているスタイルではなく、テナントを借りて家賃を払って運営しています。
そうなってくると運営をしていく上での金銭的な負担が大きく、まだまだ手当や補助金の制度が整っていないなと感じています。
また、子ども食堂を運営するための色々な基準があり(食材を必ず調理して出すなど)そこの型からはみ出ると補助金なども下りなくなってしまうため、ルールの中でどれだけのことを提供できるのか、兼ね合いが難しく大変です。

当社従業員コメント

食堂の方々は、人気メニューの唐揚げ弁当の日には朝6時台から肉の下処理を始めていると聞いて、私は自分の休日を返上してまで子どもたちのためにお弁当を作れるだろうかと考えました。
それと同時に、そういった具体的な運営のお話を聞くことで、ボランティア活動をされている方々への尊敬の念がより一層強くなりました。
テイクアウトの子どもが多く、訪問時にはピーク時を過ぎていたのもあって、直接子どもたちとコミュニケーションをとることはなかなか難しかったですが、ここのご飯は美味しいよと教えてくれたり、また来るねとボランティアの方々に挨拶しているのを見て、地域のつながりを深めるにはとても重要な場所だと感じました。
きよぴー食堂のような場所がなくならないためにも、国や企業単位でなくとも支援はできると思うので、運営についての内情がもっと世の中に広がればいいなと思います。