なぜ子ども食堂を始めようと思ったのですか?

きっかけは複数ありました。
①震災(3.11)のときにお子さんの同級生の子が家に帰ったらお母さんが一晩中帰ってこなかったことがありました。
そんな話を聞いてお母さんとは連絡が取れないけど知り合いのお家に行っているから大丈夫。とかそういうような関係性があるといいなと思いました。

②今は小学校に連絡網がありません。昔は前の人から電話があったときにお母さま方たちはそこで少しお話したり…、
懇談会等もコロナの影響でなくなったり、で同級生のお母さま方たちが知り合いじゃないという状況を聞いて、だったらこの小学校・小学生という間だけでも三番目の実家みたいにできたらいいなと思いました。

③両親ともに仕事に出ていて夜9時くらいに帰ってくる、土曜も仕事でご飯が夜遅くなる子、あまり食べていない子がいるという現状があります。
そのため、家族以外の家族のような人間関係があるといいなと思いました。

子ども食堂をやっていて楽しいことは?

学校行くときにカギを持っていくのを忘れて自分の家にカギかかっていて中に入れないとき等に、遊びに来てくれることが嬉しいです。

子ども食堂をやっていて大変なことは?

割とないです。
住み開き(住みながら家を子ども食堂として開放している)をしているのは困ったことが子供に起きたときに来れる場所として
「家」でなにかやらないと意味がないかなと思いました。
家にいると日曜の朝とかに遊びに来てくれたりして嬉しいです。
近所の方も手伝ってくれたり、家の場所も狭いというので困っていたけど、今は広い場所を無料で貸してくれたり…、なので困ったことは特にないです。

当社従業員コメント

昔と比べ、今ではかなり少なくなった地域間交流の拠点となっており、
子どもだけではなく大人にとっても貴重なコミュニケーションの場となっていると感じました。
また、食堂で出す料理は鈴木さん宅で全て用意するのではなく、
近隣住民の方たちが、下ごしらえをして当日持ち寄っており(訪問日はおでんだった為たまご担当、大根担当等)人と人との繋がりや温かさを感じることができました。