株式会社レジデンシャル不動産

Vol.40 子どもから高齢者まで、多世代が集まる地域の居場所

子ども食堂を始めたきっかけを教えてください
新型コロナウイルスの感染拡大により、近隣の公民館などの施設が利用できなくなり、それまで行っていた高齢者施設でのボランティア活動も中止となりました。
また、食品を必要とする方への支援が十分に行えない状況となったことから、まずはフードパントリーによる食の支援を開始し、その後、子ども食堂を立ち上げました。
子どもたちへの食事支援だけでなく、高齢者の方にとっても、料理や遊びを通じて気軽に集まり、安心して過ごせる居場所をつくりたいという思いがあったそうです。
「やりたいと思ったことは、まず行動してみよう」という考えのもと、流しそうめんや高齢者向けのスマートフォン・パソコン教室など、地域のニーズに応じたさまざまな活動にも取り組んでいます。
子ども食堂を運営していて嬉しいことは何ですか
すずかめ子ども食堂では、子どもから高齢者まで、年齢の垣根を越えて交流できる場づくりを大切にしています。現在では、大学生もボランティアとして参加しています。
以前は小学校低学年だった子どもが成長し、新しく参加した子どもに物事を教えたり、面倒を見たりする姿を見ると、とても嬉しく感じるそうです。
多世代が交流できるだけでなく、子どもたちの成長を身近に感じられることも、活動の大きなやりがいとなっています。
子ども食堂を運営していて大変なことは何ですか
活動を始めた当初は、子ども食堂の認知度がまだ低く、広報活動や資金面で苦労したそうです。
現在は「やりたいことを実現するためにはどうすればよいか」を考えながら活動を続けています。さまざまな課題に直面することもありますが、企画を実現し、参加者が楽しそうに過ごす姿を見ることに大きなやりがいを感じているとのことです。
一方、フードパントリーでは、不作や第一次産業の衰退などの影響により、提供される食材が減少し、支援できる量が以前の約4分の1まで落ち込んでいることも課題となっています。

当社従業員コメント

今回は埼玉県所沢市のすずかめ子ども食堂様へ当社所沢支店の従業員がお邪魔しました。
子ども食堂と聞くと、子どもたちを中心とした場所を想像していましたが、実際には大学生や高齢者など、幅広い世代の方が集まる笑顔あふれる空間でした。
子どもたちと勉強や遊びを通じて交流する中で、物事を分かりやすく伝えることの難しさや、子どもたちの成長を見守る喜びを感じました。また、高齢者の方にとっても、出かける場所や誰かのために活動できる機会となっており、地域における大切な居場所であることが分かりました。
今回の訪問を通じて、世代を超えた交流が子どもたちの成長や高齢者の方の生きがいにつながっていることを知りました。私たちの世代が双方をつなぐ役割を担うことで、地域の輪をさらに広げられるのではないかと感じました。

貴重な機会をいただきました、すずかめ子ども食堂の皆さま、ありがとうございました。