株式会社レジデンシャル不動産

Vol.31 学校以外に地域で居場所があったら良いと思い

子ども食堂を始めたきっかけを教えてください。
中学生のときに不登校を経験した頃から、学校以外に地域で居場所があったら良いと思い、大学生の頃に立ち上げました。
立ち上げから10年が経ちますが、自由な非営利組織としての強みを活かせるよう、あえてNPO法人化はしておりません。
しずおかキッズカフェは普段の本業を離れて、誰もが平等に受け入れられる、安心できる場 です。
子どもは誰でも無料でご飯を食べることができ、子育てをする保護者の方や、地域のためにボランティアをしたいという方も、皆歓迎されます。
子ども食堂を運営していて楽しいことは何ですか。
利用者の方から、「ここは料理が美味しいだけでなく、毎回来るのが本当に楽しい」という褒め言葉を頂いたことがあります。
利用してくださるお子様や保護者の方々の笑顔、そして「ボランティアをしたい」「食材を提供したい」というお気持ちをお寄せくださる善意ある地域の方々との出会いが、しずおかキッズカフェのかけがえのない原動力です。ボランティアスタッフは料理をしながら和気あいあいとおしゃべりし、いつも笑顔が絶えません。
そのような楽しい雰囲気が、利用者の方々にも連鎖しているのかもしれません。
子ども食堂を運営していて大変なことは何ですか。
猛暑、物価高騰やコメ不足により運営は大変ですが、毎回多くの地域の子どもたちが楽しみにしてくれていて、ご提供した料理に対して「美味しい」と感想を言ってくれることは、とてもやりがいがあります。
誰もが大変な時期だからこそ、子ども食堂のニーズはますます高まっているのだと感じます。

当社従業員コメント

子ども食堂のボランティアに参加し、食材の調理や子どもたちへの食事提供などのお手伝いをさせていただきました。
最後には、ハロウィンのアイデアをたくさん取り入れた料理もいただきました。
地域の子どもたちや保護者の皆さんの笑顔を見て、小林様をはじめとするボランティアの方々が活動を続けている理由が分かったような気がしました。
そして、自分自身も子どもたちの笑顔から元気をもらい、食事を通して地域とのつながりや支え合うことの大切さを改めて実感しました。