『COCOKU~RU』さんを訪問させていただきました!
今回、従業員3名で訪問させていただきました子ども食堂は、宮城県仙台市にある子ども食堂『COCOKU~RU』さんです。
月に1度第3土曜日に食事を提供しており、訪問させていただいた日も多くの子どもたちで賑わっていました!
COCOKU~RUさんを運営されております、代表の砂金様に子ども食堂を始めたきっかけなどお話をお伺いすることができました。
もともとは地域の子どもたちの生活力やコミュニケーション力など、成長の一助を担えればと思い子ども食堂をスタートさせたそうです。
また、ご自身も裕福な家庭の育ちではなかったそうで、同じ境遇の子どもたちが安心して過ごせるような居場所をつくりたいと思ったのも理由の一つとお話してくださりました。
子ども食堂を始める前は、コロナ禍で生活に困っている方が多かったため、
フードパントリーを使い無償で食事を提供することで、食品ロス削減にも繋がると考えたのも運営を開始するきっかけだったそうです。
当時は、誰もが先行きが見えず不安な日々を過ごす中で、COCOKU~RUさんに助けられた方は多かったのではないかと思います。
子ども食堂を運営していて嬉しいことは何かお伺いすると、
子どもや親の孤立防止に役立っている時、とお話してくださりました。
COCOKU~RUさんに来る子どもの中には、学校に行くことは難しいけど食堂には遊びに来てくれる子どもも多いようで、
元気に他の子どもたちと遊んでいる姿を見ると子ども食堂を運営していてよかったな、と思うそうです。
自身の子どもの成長や課題に不安を抱く親もいるかと思いますが、こうして子どもの「居場所」があるだけで
親としてはかなり安心できるのではないかと感じました。
まさに砂金様が食堂をスタートさせるきっかけとなった「子どもの居場所をつくりたい」という思いが多くの家庭を救っていますね。
ただ、子ども食堂の運営は楽しい・嬉しいことばかりではなく、行政上の手続きの複雑さや献立を考える難しさなど大変なことも多いと仰っていました。
食事を提供している以上衛生管理には特に気を遣う上、
どうしても食べ物の好き嫌いはあるので、どうしたら美味しく食べてもらえるかを考えるのに献立を決める時間はかなりかかってしまうそうです。
日々課題解決をしながらなんとか子どもたちの信頼、そして安心できる「居場所」をつくれるようにしています、とお話してくださりました。
当日子ども食堂をお手伝いさせていただいた従業員からは、
『子ども食堂=子どもが集まって食事ができる場所という認識だったが、実際に訪れてみると親御さんが職員の方に最近の出来事を話していたり、メニューの内容について説明を受けていたりと、子どもたちだけでなく親御さんにとっても重要な居場所になっていると感じました』とコメントがありました!
こちらもまさにCOCOKU~RUさんの運営目的の一つである「親の孤立防止」に繋がっていますね!
家庭や学校以外でも安心して頼ることができる場所があるのは、子どもにとっても親にとっても非常に重要だと実感する訪問となりました。
当社は引き続き、子ども食堂訪問を通じた地域貢献活動に力を入れてまいります。
子ども食堂についての活動をまとめたページはコチラをご覧ください:キッズサポートプロジェクトHP