『みんなの居場所ひまわり』さんを訪問させていただきました!
今回訪問させていただいたのは、高齢者と子どもが交流できる場所「みんなの居場所ひまわり」さんです!
今まで当社で訪問させていただいてきた子ども食堂さんは、その名の通り子どもや親が集まることのできる場所が多かったのですが、
みんなの居場所ひまわりさんは高齢者の方も時間を過ごすことができる場所、まさに「みんなの居場所」なんです!
この食堂をスタートさせるきっかけとなったのは、地域の深刻な問題をどうにかしたいという思いからだったそうです。
地域では孤独死が多く、そうなる前に少しでも早く状況に気づいていれば救える命があるのではないかと
安否確認の意味も含め、このコミュニティーをつくったとお話してくださりました。
活動をしているうちに地域にはシングルで子育てをする家庭も多いことを知り、そこから子ども食堂という名前に変更し
子どももその親も、そして高齢者も利用することができる場所にしたそうです。
始まりこそ高齢者の孤独死防止に焦点を当てていたものの、現在では老若男女問わず食堂に来てくれるようになったと嬉しそうに仰っていました。
運営をしていて嬉しいことをお伺いすると、
人と人とが出会い、繋がり、そこにまた新しいコミュニティーができること、
そして「美味しい!」、「また来るよ!」と言っていただけることが一番のやりがいだと仰っていました。
今では、能登半島地震の被災者の方への発信にも力を入れているようで、来店した被災者の方に支援物資を提供しているそうです。
みんなの居場所ひまわりの存在が、多くの方の一つの光になればと思っています。とお話してくださりました。
苦戦していることは、コミュニティーの周知だそうです。
多くの団体はSNSを駆使して開催のお知らせや日々の情報発信をしていますが、
高齢者が多い地域ではSNSを使用しても使える方が少ないため、チラシを作りポスティングを実施していたこともあったようです。
今では高齢者の方向けにスマホ教室を開催し、主にline@を使用しながらコミュニティーの発信をしていると仰っていました。
食事を提供するだけでなく、多くの方が利用できるように様々な工夫している印象を受けました。
訪問当日は73人の方が来てくださり、販売開始1時間弱後には完売しておりました!
いつも多めに食事の準備はするそうですが、毎回それを上回る方が来店してくださるようで
これからも何とか続けて頑張っていきたいとのことでした!
当社従業員からは、
『やはり高齢者の方が多かった印象を受けました。
子どもたちも親御さんと一緒に来店し、他の子どもたちと遊んだりお喋りしながら盛り上がっていました!
親御さん同士でも最近の出来事の話をしたり相談し合ったりなど、ここのコミュニティーを利用する全ての人にとって
大切な場所になっているんだなと感じました。』とコメントがありました!
今回の訪問は「みんなの居場所ひまわり」という名前の通り、多くの方が利用できる場所であることを実感するものとなりました。
また、高齢者の孤独死防止、被災者支援などの課題はすぐに解決できるようなものではありませんが、
このコミュニティーに一人でも多く救われる方がいる限り、ぜひ今後も活動を続けていただきたいと強く感じました。
当社は引き続き、子ども食堂訪問を通じた地域貢献活動に力を入れてまいります。
子ども食堂についての活動をまとめたページはコチラをご覧ください:キッズサポートプロジェクトHP