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2025.3.28

経団連ニュース【女性チャレンジ支援講座に参加いたしました(第3回)】

2025年3月18日(火)、経団連主催の第34期「経団連女性チャレンジ支援講座」の第3回が開催されましたのでその模様をお届けいたします。

<過去2回の様子はこちらからご確認いただけます>
第1回:https://e-resi.jp/news/2025/01/6347/
第2回:https://e-resi.jp/news/2025/02/6494/

第3回は『キャリアプランニング』をテーマとし、これまでの経験を振り返りながら自分が実現したいキャリアの姿を明確にし、
どう行動するかなどグループで話し合いを行いながら最終的には3年後のキャリアを描くという内容でした。
講師として、株式会社リクルートフェロー リクルートワークス研究所アドバイザーの大久保 幸夫氏を迎え行われました。

講座の冒頭では、キャリアの節目についてお話しいただきました。
結婚や出産、昇進、異動など、いろいろな出来事が節目となり、働き方やキャリアの方向性に影響することについて具体的にお話いただき、その中でも「人事異動」や「管理職への昇進」による、異動後の職務遂行能力の変化についての話が印象的でした。
異動をすると、環境の変化により一時的に職務実行能力が低下するも、6か月後には元の段階に戻るか、それ以上の成果を上げることができるというデータとともに紹介されました。
新たな環境に順応するには時間がかかるもの、長期的に見れば成長の機会となることが分かり、変化に対して前向きになることが出来ました。

大久保氏はキャリアの考え方について「筏下り」と「山登り」で表現を行っております。

筏下り:ゴールを明確に決めず、その時々の仕事に全力で取り組む時期。 さまざまな業務を経験しながら基礎力を身につけ、自分の得意分野を見つけたり、適性を把握したりするための重要なフェーズ

山登り:自ら強化すべき専門性を定め、その分野でプロフェッショナルになるために集中する時期。他の選択肢を一度手放し、一つの道を極めることで、より高いレベルの成果を目指す

この2つの考え方を知ることで、すべての人が同じ道を歩むわけではなく、それぞれの状況に応じたキャリア形成の仕方があるのだと認識しました。

その後、キャリアデザインと職業能力についての話があり、職業能力の基礎力について評価シートで自己診断しました。
結果はグループ内で共有し、人により「得意なこと」「苦手なこと」が全然違うことが分かり、これはチームで行う仕事の場合、その違いを補い合うことが大切だと学びました。

さらに、リーダーシップにはさまざまな形態があることが紹介され、代表的な4種類のリーダーシップスタイルについて学びました。
それぞれの特徴を理解した上で、自分の理想とするリーダー像について考える時間が設けられました。
講座の終盤には、具体的なキャリアプランを考えるワークが行われました。 8つの質問に答えながら、自身の3年後の目標を設定し、それを実際に書き出す作業を行いました。 さらに、グループ内で発表し合い、フィードバックを受けることで、自分では思いつかない新たな視点を知ることができ、今後のキャリアプランを具体的に思い描くことができました。

最後に、今回で全3回の講座が終了しました。
講座を通じてキャリアについて深く考える機会が得られたことは、貴重な経験となりました。
今回の学びは個人の成長だけではなく、社内で共有することが重要だと感じました。

当社では今後もそれぞれが自分らしいキャリアを確立していける環境を整え、今後の組織の成長にもつなげるための職場環境づくりに取り組んでまいります。

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