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タイの鉄道は1896年、バンコク~アユタヤ間を走行する国鉄が始まりでした。
日本の鉄道の開業(1872年)と、ほぼ同時期に鉄道文化が始まったことがわかります。
当時は9駅を結ぶ区間で、1日4本の列車が運行されていたようです。
それから鉄道の発展はゆるやかに進み、次の大きな転機は1999年、現在も多くの人々が利用するBTS(バンコク・スカイトレイン)の開業でした。現在も新しい路線が少しずつ拡張されていますが、まだ運行範囲は限定的です。路線が通っていない地域も多く、列車の本数は山手線並みでも、車両は4編成と短め。運賃も2駅で片道約120円と、決して安価ではありません。そのため、日常生活において車やタクシーは依然として欠かせない移動手段です。
RESIDENTIAL in Thailand
