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仕入時と販売時の一番の違いは、仕入時は、会社名義での購入となるため、資金の流れや会社役員の情報など、土地局員からさまざまな質問を受けますが、販売時は当社名義で物件が登録されているため、仕入時のような詳細な質問を受けることはほとんどありません。
これも買取再販という事業がタイではまだメジャーではないことが理由の1つとして挙げられます。一方で、一般の方が購入される場合は、資金の流れ等よりも、土地局へ提出する膨大な資料に漏れやミスがないかが重要です。ある資料にはこの文言を一語一句記載、サインが1つ足りないなど、細かくチェックされます。1つでも間違えると移転登記ができなかったり、修正の為に不当な料金を請求されたりすることもあります。
日本では振込による決済が主流ですが、タイでは小切手を発行して決済する方法が一般的です。その背景には、当日土地局で移転が却下されたり、その日のうちに移転手続きが完了しない可能性があるため、銀行が保証する小切手のほうが安全とされている事情があります。
RESIDENTIAL in Thailand
